普段あまり意識することのない街の明かりですが、信号機や街路灯、公共施設のライトが、次々とLEDランプに切り替わっていることにお気づきでしょうか。
実はいま、私たちの暮らしを照らす光が大きく変わろうとしています。これまでスポーツ施設や商業施設で多く使われてきたHIDライトや、街路灯・駐車場の防犯灯として長年活躍してきた水銀灯が次第に姿を消し、環境に優しいLEDや有機ELへとシフトが進んでいます。
こうした照明業界のSSL化の流れを受け、HIDライト(水銀ライト)からLEDライトへの切り替えを検討している方も増えています。本記事では、まだLED化が進んでいない自治体・事業者の皆さまに向けて、電源式LEDと太陽光発電式ソーラーLEDの違いや費用対効果を分かりやすくまとめてみましたので、LED外灯の導入や切り替えをご検討中の企業・団体さまの参考になれば幸いです。
見出し
なぜ今、屋外照明の「SSL化」が求められているのか?
この背景には、2013年10月に採択された「水銀に関する水俣条約」があります。
条約により2021年から水銀を含む製品の製造・輸入が禁止され、照明業界に大きな変革が訪れました。水銀灯からLED照明への移行が進み、安全で環境に優しいライトが標準化されています。
さらに、日本照明工業会(JLMA)では2019年に照明成長戦略「LIGHTING VISION 2030」が発表され、続いて2021年には、政府が「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、国内で照明器具の100%SSL化の動きが加速しています。
100%SSL化とは?
SSLとは、Solid State Lightingの略で、LEDや有機ELなどの半導体照明の総称です。
つまり、「100%SSL化」とは、2030年までに身の回りのすべての明かりを環境に優しいLEDや有機ELに切り替えようという照明業界の取り組みです。
SDGsの観点からも、SSL化は企業・自治体の課題に
日本照明業界全体が一丸となって、水銀を使用した街路灯や、スポーツ施設・商業施設や車のヘッドライトなどで多用されるHIDランプ、それから、一般家庭向けの蛍光灯も、LED化の動きが加速しているというわけです。
街を見渡せば、まだSSL化されていない公共施設が残っています。しかし今後、水銀灯やHID製品の輸入・製造が停止し、交換部品が入手できずメンテナンスが困難となったり、メーカーの保証期間が過ぎて想定外のコストが発生する可能性があります。
弊社にも、水銀灯のランプ交換ができなくなり、施設や工場の駐車場照明をソーラー式のLEDライトに切り替えを希望される企業・自治体様からのお問い合わせが増えていますが、交換ランプや関連部材がますます入手困難になる中、企業・自治体にとってLED化は必須であり、SDGsの観点からもSSL化は避けられない課題になってきました。
万が一、照明が故障してしまい交換が長引けば、企業のイメージダウンを招くだけでなく、防犯・治安面でも重大な問題となりますので、まだ切り替えていない企業・自治体は、早めの対応をおすすめします。
水銀灯・電源式LED・ソーラーLEDの比較
水銀灯(HIDランプ)からLED化を検討する際の設置費用・電気代・メンテナンス性を表にまとめました。
設置費用・電気代・ランニングコスト
| 項目 | 水銀灯(HID) | 電源式LED | 太陽光発電式ソーラーLED |
| 設置費用 商品+ポール+工事費 |
約5~15万円/基 | 約10~40万円/基 配線工事必要 |
約10~40万円/基 配線工事不要 |
| 電気代(年間) | 約2~3万円/基 | 約5千~1万円/基 (75~80%削減) |
ゼロ(太陽光発電) |
| メンテナンス費用 (交換頻度) |
ランプ2~3年 | LEDランプ8~10年 | LEDランプ:8~10毎 バッテリー:5~6年毎 パネル:20~30年毎 |
| 配線工事 | 既存配線可 | 新規配線必要 | 不要 |
| 環境負荷 | × 水銀含有 | ◯ 低消費電力 | ◎ CO2ゼロ |
| 補助金 | × LED補助対象外 | ◯ 国・自治体補助 | ◯ 再生エネ補助金対象 |
(注)
*上記費用は一般的な街路灯規模(水銀灯100-200W相当)の目安値です。地域・規模・施工条件により変動します。
*メンテナンス期間は製品の標準寿命に基づく参考値で、実際の使用環境により変動します。
*補助金は年度・自治体により異なります。最新情報は各窓口または当社へお問い合わせください。
LED化で電気代を大幅削減
電源式のLEDライトは、水銀ランプに比べて発光効率が良いため、LEDへ切り替えると電気代が75-80%節約できます。また、ランプの寿命も約40,000~50,000時間と長く、比較的メンテナンスも簡単です。さらに強くおすすめしたいのが、電源式LEDではなく、弊社がご提案している「太陽光発電式ソーラー照明」です。
ソーラーLEDのメリット・デメリット

主なメリット
- ・電気代ゼロ+配線工事不要でトータルコスト大幅削減
- ・大規模駐車場に最適:配線工事費だけで数百万円かかる場合も
- ・停電時も点灯継続:防災面でも優位
- ・環境負荷ゼロ:SSL化の本質に直結
ソーラー式LEDライトなら、日々の電気代がゼロのため、中長期的なランニングコストを大幅に抑えられます。
特に大規模駐車場では、電源式LED導入時の配線工事費だけで数百万円かかるケースもありますが、ソーラー式LEDなら電気代ゼロ+配線工事不要なため、これらのコストを根本から解消できるのが大きなメリットです。また、電源式のLEDライトの場合は、停電時には照明が消えるリスクも伴いますが、ソーラー式であれば、その心配はありません。万が一の災害時の緊急避難場所として機能する安心感もメリットと言えます。
主なデメリット
- ・太陽光が当たらない場所では使用不可
建物の北方や樹木で遮られる場所には不向きです。駐車場が建物北側など日照不足の場所では設置できませんが、それ以外の環境であれば、圧倒的なコストメリットを発揮します。
まとめ
すでに多くの自治体・企業の駐車場外灯や公共施設でソーラーライトが導入され、SSL化を積極的に推進しています。
SSL化・環境負荷低減の観点からも、電源式LEDよりソーラー照明が優れている点も多いため、LED化を検討されている企業・団体さまの参考になれば幸いです。
太陽光が十分当たる場所であれば、ぜひソーラーLEDの導入をおすすめします。
シゲンソーラーでは、法人様向けに、高品質なソーラー外灯を取り揃えております。ソーラー式のLEDライトへ切り替えをご検討の場合は、お気軽にお問い合わせください。
脱炭素・カーボンニュートラルへの挑戦
太陽光発電は、環境に優しくカーボンニュートラルに貢献できるエネルギーです。
自家発電だから停電時でも安心です。
私たちは脱炭素・カーボンニュートラルに挑戦する
自治体様、企業様を全力で応援しています。
ソーラーライトの設置をご検討されている場合は、お気軽にお問い合わせください。
代理店制度はなく、弊社から直接ご注文可能です。